オーシャンポイント、広島県江田島市に食品加工の新工場
水産加工品卸・製造のオーシャンポイント(広島県福山市)はこのほど、広島県江田島市に建設を進めていた新工場「江田島 Oyster Factory」が完成し、稼働を開始すると発表した。
7月から冷凍カキフライのラインが稼働予定で、製造・包装の一貫生産を実現する。また2024年1月には冷凍カキの製造が開始予定。新工場の稼働により、冷凍カキ・冷凍力キフライとも今後の需要増に対応するとともに、品質の向上・生産効率の向上を図る。
新工場は、ICT自動化先端技術の導入により2026年には冷凍カキIQF2,000カキフライ1,200目標とし国内でもトップレベルの生産量を目指す。さらに最先端の省エネ技術等の導入により、環境負荷の低減を図る。品質面では、1年以内にはHACCP認証を取得し2026年までには国際規格であるFSSC22000の認証を取得予定。
また、施設内には実際の加工工程を間近で見学できるようにした専用通路、6月17日にグランドオープンするオイスターカフェと焼きたての牡蠣を楽しめる屋上BBQ広場を設けている。
■ 新工場概要
名称:江田島 Oyster Factory
所在地:広島県江田島市江田島町秋月2丁目49-52
延床面積:4,434.92㎡
構造:鉄骨造3階建
製造設備:トンネルフリーザー(1台)、スパイラルフリーザー(1台※2026年に1台増設予定)
生産能力:(年間)冷凍カキIQF2,000、カキフライ1,200
付帯設備:見学通路、オイスターカフェ、BBQ広場
従業員数:当初35名、(2年目以降)65名
設計:(株)鈴木工務店 一級建築士事務所
施工:五洋建設(株)
着工:2022年3月
完成:2023年5月
稼働予定:2023年7月
一般見学開始予定:2023年7月