千石、兵庫県加西市の新工場が本稼働
2023年6月21日
家電製品の製造受託や給湯器部品などを製造する千石(兵庫県加西市)は20日、加西インター産業団地に建設を進めていた新工場が本稼働し、出荷式を行ったと発表した。
同社は現在、中国2工場とフィリピン1工場を保有している。商品は日本国内だけでなく、北米・南米・ヨーロッパ・アジア・中近東などに販売している。また、自社ブランドの家庭用ヒーター「Aladdin」「Sengoku Aladdin」商品の一部は基幹部品を加西市で製造しているものの、完成品は海外工場で製造している。
今回、給湯器メーカーから完成品の製造受託の話を受け、技術力向上と新たなチャレンジとして完成品の製造に取り組むため、新工場の建設を決定した。新工場では、Aladdin、Sengoku Aladdinをメイド・イン・ジャパンとして製造する国内マザー工場とする。生産開始は2023年8月を予定している。
■ 新工場概要
名称:千石アラジン工場
所在地:兵庫県加西市殿原町460
延床面積:5,475.60㎡(2階建て)
従業員数:40人
生産品:ガス給湯器、調理家電、石油・電気暖房機、ガスコンロ等
稼働:2023年2月
生産開始予定:2023年8月
その他:第2期、第3期と順次拡張予定