サンコール、熊本県菊池市で設備投資
2023年6月23日
自動車部品メーカーのサンコールは22日、連結子会社のサンコール菊池が設備投資を行うと発表した。
今回、EV/HEV用バスバーの生産拡大のため、熊本県菊池市のサンコール菊池に約4億円を投資する。バスバー事業全体の売上は、2025年度40億円を見込む。
バスバーは、EV車両の重要な配電部品であり、近年EV化の加速に伴い需要が高まっている。最近では国内メーカー2社のEV向けに量産を開始し、2025年量産開始の大型EVプログラムへ搭載が決定したことから、高い技術力を持つサンコール菊池を新しい生産地に選定し、生産能力を大幅拡大する。既に4月から一部生産を開始しており、2025年にかけて更なる増強を予定している。
■ 設備投資概要
所在地:サンコール菊池(熊本県菊池市赤星1950)
投資額:約4億円
生産品目:EV/HEV用バスバー
量産開始予定:2025年(2023年4月 一部生産開始)