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西尾レントオール、大阪市のR&Dセンターが稼働

2023年7月7日

西尾レントオールは3日、大阪・咲洲に建設するR&D国際交流センターが本格始動すると発表した。

 施設はA棟、B棟、モリーナで構成されている。2025年開催の大阪・関西万博に向け、同社のシェアリング・ソリューションを進化させる技術開発や実証実験を行う研究開発施設として活用し、レンタルサービスの質を向上させる。また、産官学民、スタートアップと連携し、オープンイノベーションを促進する拠点としての利用も図る。

 A棟では、建設現場の環境・安全・品質とコスト削減などの問題解決、生産性向上と省力化・省人化、建設分野における新工法の開発を目指す。

 B棟では、木造モジュール事業を中心に2025年大阪・関西万博の成功に向けたサポートを推進するとともに、共同研究や木材などの資材を集約するなど、ロジスティックス領域での各種実証実験に取り組む。

 モリーナは、国産の杉を使ったCLTパネル64枚で構成されている国内最大級の無柱空間。短工期・軽量といった建築メリットから、移設・転用が可能な木造建築の新たな選択肢として提案するほか、展示会やイベントも行われる予定。

■ 施設概要

◇A棟
所在地:大阪府大阪市住之江区南港北1-12-75
延床面積:8,907.33
施設構成:業務・研究開発施設・ 研修所・宿泊施設・商業施設・産学交流施設・ 展示場 駐車場

◇ B棟
所在地:大阪府大阪市住之江区南港北1-11-55
敷地面積:20,105.03㎡
延床面積:9,883.91㎡
施設構成:業務・研究開発施設・研修所・展示場・産学交流施設・駐車場

◇ モリーナ
所在地:大阪府大阪市住之江区南港北1-12-10
延床面積:1,674.43㎡
施設構成:業務・商業施設・研究開発施設・展示場

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