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東京製鐵、岡山工場を増設/投資額60億円

2016年4月4日

 鋼塊、各種鋼材、各種鋼管、特殊鋼、鉄鋼製品の製造販売を行う東京製鐵(東京都千代田)は岡山県倉敷市の岡山工場を増設する。

 今回、国内初の技術を搭載した連続鋳造設備を導入することにより、製鋼固定費の大幅な削減や競争力強化が実現し、粗鋼生産量において、同社工場の中で最大の生産能力を有する拠点工場となる。

 今回の設備投資では、拠点工場化等投資促進補助金を活用し、岡山県から5億円の補助金を受けての建設となる。投資額は約60億円、16年8月の着工、18年1月の操業開始を予定する。

■ 設備増設概要

所在地:岡山県倉敷市南畝4-1-1(岡山工場内)
投資額:約60億円
増強設備:連続鋳造設備(溶鋼から連続して一定の形状の鋼片を作る設備であり、国内初の技術を搭載したもの)
県補助金:5億円
着工予定:2016年8月
操業予定:2018年1月

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