岡本硝子、本社工場でガラス生産設備増強
2023年7月31日
岡本硝子は28日、本社工場(千葉県柏市)でガラス生産設備の更新・増強のため、ガラス溶融炉と成型設備を設置すると発表した。
同社は、プロジェクター用フライアイレンズを本社工場で生産しているが、ガラス溶融炉が寿命を迎えることから、設備の更新が必要になっていた。この設備更新に合わせて同社独自のダイレクトプレス技術を再進化させる為、新しい成型方法を導入した溶融炉と成型設備を設置する。
今回の設備増強により、レンズの小型化や高精度化・セルの微細化を実現し、プロジェクターの固体光源化対応と高精度が要求される車載分野への商品展開を狙う。
■ 設備投資概要
所在地:千葉県柏市十余二380番地(本社工場)
設備投資金額:約6億9千万円
設備投資の内容:ガラス溶融炉と成型設備
資金計画:自己資金と銀行借入金と設備リース等
稼働予定:2025年4月