フジテック、インドのエレベータ新工場が稼働
2023年8月7日
フジテックは1日、グループ会社のフジテック・インドが、チェンナイ市近郊にあるエレベータ工場に第二工場を建設し、今年2月に全面稼働を開始したと発表した。
第二工場は、需要が高まるインド国内での拡販や、南アジア地域への輸出拡大を目的に建設。生産スペースは従来の2倍以上に拡張した。また、新たに高さ78.9mのエレベータ研究塔を建設した。高速機種の機器開発などフジテック・インドにおける開発体制を強化し、建物の高層化が進むインドのエレベータ需要に対応する。
フジテック・インドでは、インド国内市場向けのエレベータ標準機種の販売が好調であるため、今後さらに生産能力を増強し、2023年中に現在の2,000台から、1.5倍となる年間3,000台に拡大する計画。
■ 工場概要
所在地:インド・カンチープラム
工場稼働:2011年
生産機器:インド国内と南アジア向けエレベータ
出荷先:インド、シンガポール、フィリピン、マレーシア、インドネシア、ベトナム、タイ、スリランカ、サウジアラビアなど
敷地面積:約39,000㎡
建物竣工:2021年12月
全面稼働:2023年2月