タムラ、島根・朝日ヒルズ工業団地に新工場
2023年8月8日
産業機械部品などを製造するタムラ(愛知県春日井市)は、島根県松江市の朝日ヒルズ工業団地に工場を新設する。8月1日、県から立地計画認定書の交付を受けた。
近年、大手メーカーをはじめとした産業機械向け部品製造の受注増加に加え、設備の軽量化を目的としたアルミ製品の受注拡大に伴い、アルミの耐食性や耐摩耗性等を高める表面処理(アルマイト処理)の更なる需要拡大が見込まれている。
今回、現在外注しているアルマイト処理の内製化により生産効率を高め、同社の強みである切削加工の拠点として新工場を活用することで生産体制を強化する。
同社は1988年設立。複雑な形状や高い精度が求められる切削加工を実現する高度な技術力と、少量多品種な製品を短納期で仕上げる豊富な部品加工の実績が多くの顧客から高く評価され、ロボットや半導体製造装置、鉄道車両、発電などの様々な業界向けに高品質な産業機械部品を製造している。
■ 新工場概要
立地場所:島根県松江市東長江町902番27他(朝日ヒルズ工業団地)
投下資本額:7億3145万円
(内訳:土地1億3145万円、建物4億5000万円、償却資産1億5000万円)
敷地面積:9,323.36㎡
建物面積:1,980.00㎡(鉄骨造平屋建)
常用従業員数:申請時0名
:操業時6名(6名増)
:操業後1年6名(0名増)
:操業後2年7名(1名増)
:操業後3年10名(3名増)
:計(10名増)
事業内容:産業機械部品と各種設備部品の製造
操業開始予定:2024年9月