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リケンテクノス、三重工場で生産設備増強

2023年8月17日

リケンテクノスは9日、基幹工場のひとつである三重工場(三重県亀山市)で熱可塑性エラストマーコンパウンド(TPE)の生産設備を増強すると発表した。

 三重工場は、コンパウンド・フィルム・食品包装用ラップの製造を行っている。2023年7月の取締役会にて、TPEの生産設備増設が決定された。2025年冬の設備稼働を予定している。

 TPEは加硫ゴムに比べて軽量で、成形時の二酸化炭素排出量が少ない特徴があり、自動車用部材の軽量化や燃費向上等に貢献し、リサイクル性も高い利点がある。新設備により、自動車部品向けのゴム代替素材の需要増加に対応し、販売拡大を目指す。

■ 設備投資概要

所在地:三重県亀山市菅内町522番地(三重工場)
設備:熱可塑性エラストマーコンパウンド生産設備
稼働開始予定:2025年冬

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