アイカ工業、茨城工場内に新工場建設
2023年8月30日
アイカ工業は29日、茨城工場内に新工場棟を建設し、高級人造石「フィオレストーン」の加工ラインを増設すると発表した。
高級人造石市場は、旺盛な高級マンション需要の継続、洗面などへの用途拡大、インバウンド回復によるホテル需要の伸長により成長を続けており、フィオレストーンのさらなる売上拡大が見込まれている。
今回、約7.7億円を投じて既存工場棟の隣に新工場棟を建設し、加工ラインを増設する。稼働開始は2024年10月を予定しており、カウンター加工品の生産能力は現状の約1.5倍に向上する。
フィオレストーン加工工場の運営は、カウンター開発・加工に強みを持つ同社100%子会社のアイカインテリア工業(株)が担っており、今回の加工ライン増設に伴い約30名の新規雇用を予定している。生産能力増強により旺盛な需要に対応し、フィオレストーンを含むストーン事業全体で2026年度に売上高約100億円(2022年度比約1.4倍)を目指す計画。
■ 新工場概要
所在地:茨城県古河市大和田1778(茨城工場)
設備投資額:約7.7億円
設備投資内容:新工場棟の建設および高級人造石カウンター加工ラインの増設
工事期間:2023年11月~2024年7月(予定)
稼働開始時期:2024年10月(予定)