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ゴールドパック、あずみ野工場で設備増強

2023年9月15日

エア・ウォーターは14日、グループ会社で飲料の受託生産を手掛けるゴールドパックがあずみ野工場(長野県安曇野市)で小型紙容器飲料の充填ラインを更新すると発表した。

 小型紙容器は従来、子供向け飲料に多く使用されてきたが、近年、健康志向の高まりを背景に野菜系飲料や乳酸菌飲料などの機能性表示食品をはじめ、濃厚流動食などでも用いられることが増えている。

 あずみ野工場では現在、既設の充填機3台で年間5,600万本の小型紙容器飲料を生産している。今回、高速充填、省人・省力化が可能な125ml容量充填機を導入し、既設のものから切り替える。充填機は1台で時間当たり24,000本、年間最大9,000万本(従来比約1.6倍)の生産能力を有し、1本あたりの電気使用量を2割削減する。

■ 設備投資概要

設置場所:長野県安曇野市堀金烏川1984-1(ゴールドパック(株)あずみ野工場)
導入設備:小型(125ml)紙容器飲料高速無菌充填システム
生産品目:野菜飲料、果実系飲料、コーヒー、茶系飲料、機能性飲料などの各種飲料
生産能力:最大9,000万本/年
稼働開始予定:2025年4月

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