工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

豊田合成、英国で自動車部品の生産終了

2023年9月27日

豊田合成は22日、欧州事業の収益構造改革の一環で、子会社である英国豊田合成(以下:TGUK)を解散すると発表した。

 今後、欧州では豊田合成チェコ(以下:TGCZ)を要に事業成長を目指す。

 自動車業界が激変する中、同社は将来にわたる持続的な成長に向けた取り組みの一環として、グローバルでの事業の構造改革を推進している。

 英国では、カーメーカーの減産や生産終了といった環境変化を背景に、TGUKとしての事業成長が見込めないと判断したことから、TGCZなどへの生産移管を進め、2023年7月にTGUKでの生産を終了した。TGUKの清算は2024年末頃までに完了する予定。

■ 子会社概要

社名:英国豊田合成(株)
所在地:ロザラム工場(本社)ロザラム市スウォンジー工場スウォンジー市
設立:1999年4月
資本金:3,800万ポンド
株主:豊田合成(株)100%
事業内容:自動車部品の製造(ウェザストリップ製品、内外装部品)
生産終了:2023年7月

このエントリーをはてなブックマークに追加