明治、埼玉工場に固形粉ミルクの新設備導入
2023年9月28日
明治は26日、埼玉工場(埼玉県春日部市)に育児用固形粉ミルクの新設備を導入したと発表した。
新設備の投資額は約56億円。製造設備を独自に開発し、今年の6月から稼働を開始している。
「明治ほほえみ らくらくキューブ」「明治ステップ らくらくキューブ」は、計量の手間なく誰もが簡単に調乳ができる利便性から、日常での使用が拡大している。
今回、顧客からの要望が多い「キューブの取り出しやすさ」「大容量タイプ」への対応を目的に、キューブと袋の形状の改良を行い、内容量を増やした新容量へリニューアルした。
新形状キューブは、穴のあいた形状にすることで硬化される面積が増えて強度が増した。高速生産にも対応できる強度が得られ、粉ミルクの圧縮工程、加湿乾燥工程においてのスピードが約2倍になり、生産工程の効率化も達成している。
■ 設備投資概要
所在地:埼玉県春日部市南栄町1-5(埼玉工場)
投資額:約56億円
導入した設備:成型機など
稼働開始:2023年6月