野村不動産、高槻市の新物流施設が着工
野村不動産(東京都新宿区)は4月7日、大阪府高槻市に開発計画を進めていた「Landport 高槻(仮称)」の着工を開始したと発表した。
同事業は、Landportシリーズとして開発する全国13棟目の高機能型物流センターであり、関西圏における第1号案件となる。敷地規模及び施設規模も過去最大であり同社のフラッグシップ案件として事業を推進していく。
立地は、大阪、神戸及び京都の大消費地の中間部に位置し、大阪中心部からは約20㎞圏内に所在する敷地規模10,000坪を超える大阪内陸部エリアの希少な物流用地。
最寄りのインターチェンジは、西の大動脈である名神高速道路の「茨木」IC から約9.3 ㎞と至近。また、17年より順次供用開始予定の新名神高速道路の「高槻 IC(仮称)」から約6.5㎞に位置し、物流ネットワークの向上が図られる。
後背地には、高槻市をはじめ茨木市や吹田市などのベッドタウンを抱えており、近年課題が高まっている雇用の確保において優位性を発揮する。
同敷地内には、シリーズ初となる商業店舗区画の配置を予定しており、施設内従業員への労働環境の向上を図る。
施設最上階の5階には、従業員専用のカフェテリアを配置し上質性と快適性を持つ「くつろぎの場」を提供する。なお、カフェテリアは、災害時の避難場所としても対応予定。
■ 新物流施設概要
所在地:大阪府高槻市芝生町1-52-2
敷地面積:35,276㎡
延床面積:88,416㎡
構造・規模:柱RC+梁S造(免震構造)地上5階
施設形態:ダブルランプウェイ型
トラックバース:110台(各階22台)
乗用駐車場:156台
トラック待機場:81台
バイク駐輪場:106台
設計監修:フクダ・アンド・パートナーズ
設計監理:五洋建設 本社一級建築士事務所
施工:五洋建設大阪支店
着工:2016年4月
完成予定:2017年6月末