グンゼ、57億円で江南工場を拡張
2023年10月13日
グンゼは12日、約57億円を投じて愛知県江南市の江南工場を拡張すると発表した。
今回、医療・半導体分野需要増に対応するため、エンジニアリングプラスチック事業の主力である江南工場拡張のための投資を行う。
江南工場は、1990年エンジニアリングプラスチック事業の基幹工場として操業を開始した。その後、OA分野や各産業向けに、フッ素樹脂やポリイミド樹脂の独自加工技術を生かしたチューブ、ベルト等の部材を開発・提供し、事業を拡大している。
今回の投資で、顧客需要増が見込める医療・半導体分野の生産拡張を図る。増設する建物は、高断熱外皮や照明、高効率空調と太陽光発電の採用によりCO2排出量削減に努め、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)認証B+以上の環境性能を有したものを目指す。
■ 工場増設概要
所在地:愛知県江南市村久野町鳥附1番地
投資総額:約57億円
構造:鉄骨造、地上2階建
建物面積:4,396㎡
延べ床面積:8,121㎡
主な生産品目:医療・半導体分野における、エンジニアリングプラスチックの機能性を活かした製品
着工予定:2024年2月
操業予定:2025年5月