湖池屋、九州阿蘇工場に太陽光発電設備
テスホールディングスは10日、連結⼦会社のテス・エンジニアリングがスナック菓⼦を製造する湖池屋の九州阿蘇工場向けに、オンサイトPPAモデルを活⽤した⾃家消費型太陽光発電システムを設置すると発表した。
同事業は、テス・エンジニアリングが湖池屋九州阿蘇工場の工場棟屋根に⾃家消費型太陽光発電システムを設置し、オンサイトPPAモデルとして所有・維持管理を行い、再生可能エネルギー電気の供給を行うもの。
パネル容量は約0.9MW、年間発電量は約106万kWh(内、⾃家消費量:約81万kWh、余剰電力量:約25万kWh)となり、発電した電力を同事業所に供給することで、年間電力需要量の約34%(⾃家消費量分)を賄う。
また、年間発電量全体におけるCO2排出削減量は年間約466tとなる見込み。同事業は、太陽光発電システム導入に関わる初期投資が不要であるほか、電力需要の変動や燃料問題に左右されない⻑期にわたる安定電源の確保にもつなげる。
また、同事業ではより多くのCO2排出量削減を実現するため、工場棟屋根の設置スペースを最⼤限活⽤して太陽光発電システムを設置する。太陽光発電システムによる発電電力が工場の電力需要を上回る場合は、余剰電力について同社グループの需給管理機能を活⽤しながらFIP制度を⽤いて卸電力市場等に売電し、売電した電気に紐づく環境価値(非化石証書)を需要家に提供する計画。
■ 発電設備概要
設置場所:(株)湖池屋 九州阿蘇工場 工場棟屋根
所在地:熊本県上益城郡益城町
PPA事業者:テス・エンジニアリング(株)
システム内容:オンサイトPPAモデルを活⽤した⾃家消費型太陽光発電システム
パネル容量:約0.9MW
年間想定発電量:約106万kWh/年(内、⾃家消費量:約81万kWh、余剰電力量:約25万kWh)
年間想定CO2削減量:約466t-CO2/年
契約期間:20年
供給開始予定:2024年6月