マニー、栃木県高根沢町に新工場建設
2023年10月16日
マニーは13日、栃木県高根沢町に新工場(スマートファクトリー)を建設すると発表した。
同社は、2022年8月から中期経営計画を立ち上げ、「高品質・低コストを実現するグローバル生産体制の構築」を重要施策の1つとして掲げている。その一環として、スマートファクトリーを創業の地である栃木県高根沢町に建設することで、高品質・低コスト化を進める。
今回建設するスマートファクトリーは、新製品と新生産プロセスの量産化技術の確立とその後の海外展開を見据えた最初のパイロット工場として位置付けており、製品の原価低減を図りながらグローバルでの売上拡大を目指す。
また、日本国内に新たに製造拠点を設けることで、これまでの課題であったベトナム工場一極集中リスクを低減させる。
工場建屋の屋上には太陽光発電パネルを設置し、自然エネルギーの活用を地元企業と一丸となって進める。さらに、従業員の働きやすさや安全性も重視し、革新的な職場環境を整える。
■ 新工場概要
名称:マニー花岡工場
場所:栃木県塩谷郡高根沢町大字花岡
投資額:95億円(工場建設84億円、JIZAI生産ライン(一部)11億円)
敷地面積:約287,000㎡
建屋面積:約16,300㎡
実効構内:約15,600㎡
生産・共用エリア:11,150㎡
構内機械室:590㎡
物流センター:3,860㎡
先行据付け予定:JIZAI生産ライン(一部)/2024年11月
着工:2023年10月
竣工予定:2025年1月