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日通商事、タイの新倉庫が開所

2016年4月11日

 日通商事(東京都中央区)は4月6日、海外グループ会社であるAZLタイランドが、日通商事グループとしてタイで3つ目となるロジスティクス・サポートセンターの開所式を3月29日に執り行ったと発表した。

 新LSセンターは高床式建屋で、倉庫両側の接車バースには片側6基、合計12基のドックレベラーのほか、横開きのトラックが接車可能なシャッター口を3つ装備、多くの車両の搬入・搬出が可能で15メートルの庇を設置、大雨でも製品を濡らすことなく、安全かつスムーズな荷役作業が可能となっている。

 また、庫内の照明にはLEDを採用、そのほか、天井から外光を取り入れる「トップライト」を9m間隔で設置、より明るく作業しやすい庫内を実現、 日中の電力使用量を減らし、環境にも配慮した施設となっている。

 同社は、96年、タイ・アユタヤに現地法人を設立し、梱包事業をスタートさせて以来、タイ国内でチョンブリ、レムチャバンをはじめする7地区に ロジスティクス・サポート拠点を整備。さらに、リース部門や南アジア地区営業開発部門の設置など、物流関連を中心にさまざまな事業を拡大している。

■ 新倉庫概要

所在地:タイ・プラチンブリ・ロジャーナ工業団地内(バンコクから東に約140km)
敷地面積:30,000㎡
延床面積:7,420㎡
倉庫面積:6,400㎡
開所日:2016年3月29日

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