グンゼ、綾部工場に第三工場建設
2023年10月18日
グンゼは17日、京都府の綾部工場敷地内に新工場(第三工場)とメディカル開発力強化のための研究開発施設を建設すると発表した。
メディカル綾部工場は、1998年メディカル事業の基幹工場(第一工場)として操業を開始。2016年には第二工場を増設している。現在、2025年3月の完成を目標に第一工場の拡張工事を進めている。
新工場では、需要が拡大している癒着防止材「テナリーフ」の増産と効率的な生産体制確保を目指す。第一工場増床と研究開発施設拡充を含む第三工場新設で35億円の投資となる。
第三工場は、高効率空調と太陽光発電の採用によりCO2排出量削減に努め、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)認証B+以上の環境性能を目指す。
メディカル研究開発施設は、次世代製品の開発力強化と効率的な量産立上げを目指す。また、技術系人財の交流の場を提供し、効率性、快適性、創造性を兼ね備えた職場環境づくりを進める。
■ 新工場概要
所在地:京都府綾部市青野町膳所1番地
投資総額:約18億円(研究開発新施設含む)
構造:鉄骨造、平屋
延べ床面積:1,100㎡(新工場)
主な生産品目:癒着防止材「テナリーフ」など
着工予定:新工場/2024年3月、研究開発新施設/2025年4月以降
竣工予定:新工場/2025年2月