ニップン、インドネシアのプレミックス新工場が竣工
2023年10月20日
ニップンは13日、インドネシアグループ会社のPT NIPPN PRODUCTS INDONESIA(以下 :NPI社)が建設を進めていたプレミックス工場の竣工式を行ったと発表した。
ニップンは2014年、ASEAN地域における業務用食材等の拡販を目的に、インドネシア・ジャカルタに販売会社を設立し、主にタイのNIPPN(Thailand)Co.,Ltd.が製造する商品を扱ってきたが、世界第4位の人口、約2億7千万人(2020年)を擁するインドネシアの旺盛な需要に対応するため、2020年にNPI社を設立し、今回のプレミックス新工場を稼働する。
新工場はMUI(インドネシアのハラール認証機関)によるハラール認証を取得している。世界最大のムスリム人口を有する同国を基盤に、ASEAN地域での業容拡大を目指す。
同社は海外事業を2022-2026中期目標における重点領域の一つとしており、海外売上高比率を2021年度の3%台から2026年度には6%台までに拡大を目指している。海外でのプレミックス工場の稼働はタイ、中国に続く3ヵ国目だとしている。
■ 新工場概要
投資総額:約11億円
敷地面積:4,416㎡
総床面積:2,470㎡
生産能力:年間3,600トン
生産品目:各種業務用プレミックス
竣工式:2023年10月12日
稼働開始:2023年9月