曙ブレーキ工業、米・ケンタッキー州の工場閉鎖
2023年10月23日
曙ブレーキ工業は20日、米国子会社であるAkebono Brake Corporationの事業を縮小し、米国2工場のうち、Akebono Brake,Elizabethtown Plant (米国ケンタッキー州)の生産を終了・閉鎖すると発表した。
同社の北米事業については、最適な生産体制を確立するため、Akebono Brake, Clarksville Plant(米国テネシー州)とAkebono Brake, Columbia Plant(米国サウスカロライナ州)の2工場の生産終了・閉鎖を決定し、 2020年9月末までに閉鎖が完了した。
その後も、北米における事業再構築のための施策として、最終的な米国1工場体制へのシフトに向けた検討を進めた結果、Akebono Brake, Elizabethtown Plant の生産を終了・閉鎖し、米国1工場体制の確立を決定した。
生産を終了する工場の土地・建物・設備機械などの固定資産については、必要な生産設備を他生産拠点に移管するほか、事業と資産の売却・処分を検討している。
■ 閉鎖工場概要
名称:Akebono Brake, Elizabethtown Plant
所在地:300 Ring Road, Elizabethtown, KY 42701, U.S.A.
事業内容:ディスクブレーキ、ドラムブレーキ、高性能ブレーキなどの製造と販売
従業員数:629名(2023年9月末現在)
売上高:北米事業419億円(2023年3月期)
営業利益:北米事業△37億円(2023年3月期)
閉鎖予定:2025年12月