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住友精化、シンガポールで吸水性樹脂増産

2023年11月16日

住友精化は6日、連結子会社のSumitomo Seika Singapore Private Limitedで、吸水性樹脂製造設備を増強すると発表した。

 東南アジアや南アジアでは、人口の増加と所得水準の向上を背景として紙おむつ市場が成長しており、これにともなって吸水性樹脂市場も一層の拡大が見込まれている。
需要の増加に対応し、さらなる拡販を目指すため、同社はシンガポール子会社の製造設備増強を決定した。増強完了後、同社グループにおける吸水性樹脂の年間生産能力は52万トンになる予定。

■ 設備投資概要

会社名:Sumitomo Seika Singapore Private Limited
所在地:シンガポール共和国ジュロン島
投資額:約1億6000万米ドル(約240億円)
生産品目:吸水性樹脂
増強能力:70,000トン/年(既存能力とあわせて140,000トン/年)
設備完成予定:2025年10月

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