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パナソニックエナジー、大阪府貝塚市に国内最大級の乾電池生産拠点

2023年11月22日

パナソニックエナジーは20日、乾電池の工場移転を完了し、大阪府貝塚市の二色の浜工場で、単1形から単4形までの乾電池各サイズの本格生産を開始したと発表した。

 クリーンエネルギーを活用したCO2ゼロ工場の同工場は、同社における日本国内唯一の乾電池生産拠点。EVOLTANEOをはじめとした高品質な乾電池を生産し、主に国内市場向けに供給する。

 今回、90年以上にわたって国内需要を支えてきた守口工場での生産を終了し、大阪府貝塚市・二色の浜産業団地に新工場を立上げた。自動搬送・自動倉庫システムなどを取り入れた、人に依存しないスマートな生産体制に加え、クリーンで安心・安全な工場を実現し、国内市場へ安定供給する。

 また、太陽光パネルを屋上全面に設置する等、再生可能エネルギーを最大限活用し、稼働を開始した2023年度からCO2排出実質ゼロを達成している。2024年度には純水素燃料電池や蓄電システムを導入し、工場全体のエネルギーマネジメントを図ることで、効率的でクリーンなモノづくりを加速させる。また、小学生向け工場見学や手づくり乾電池教室をより充実した内容にリニューアルした。今後は一般公開も予定し、地域に開かれた工場を目指す。

■ 新工場概要

工場名称:パナソニックエナジー(株)二色の浜工場
所在地:大阪府貝塚市二色南町15番2
設立:2003年12月(太陽電池パネル生産工場として)
2023年4月より乾電池の生産を開始
生産品目:EVOLTANEO、EVOLTA、アルカリ乾電池
敷地面積:約4.2万㎡
建屋面積:約4.3万㎡
従業員数:約300名(2023年11月現在)
月産能力:最大4,800万個(単1形~単4形の合計)
本格生産開始:2023年11月20日

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