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オタフクソース、マレーシアに新工場建設

2023年11月24日

オタフクソースは17日、グループ企業のオタフクソースマレーシアが新工場の着工式を行ったと発表した。

 オタフクソースマレーシアは、マレーシア国内を中心に、お好みソースなど鉄板粉ものメニューの調味料だけでなく、さまざまな日本食に使用する酢やたれなどを、ハラール日本食レストランや量販店へ販売し、近年は日本市場への輸出や近隣国のムスリム市場へ販路を拡大している。

 今回、現工場の生産量が増加していることに加え、今後の市場拡大に対応するため、新工場を建設し、生産体制を強化する。今後もお好み焼やたこ焼などを含めた日本食文化の普及を目指す。

 新工場は、新たに半自動充填設備や小袋充填機を導入し、効率的かつ高品質な生産体制を整えて顧客の要望に対応する。将来的には現状の生産能力の約10倍に拡充する計画。また、生産工程の見学スペースや、新工場で製造するハラール調味料を使用した日本食を提案できる設備を備えた鉄板ルームを設ける予定。

■ 新工場概要

会社名:OTAFUKU SAUCE MALAYSIA SDN. BHD.
所在地:PT42833, JALAN TECHVALLEY 1/2, SENDAYAN TECHVALLEY, MUKIN LABU, DAERAH SEREMBAN,NEGERI SEMBILAN
投資総額:約15億円
敷地面積:9,066㎡
生産品目:お好みソース、焼そばソース、たこ焼ソース、たれなどのハラール調味料
生産数量:1,200KL/年
稼働開始:2025年(2024年10月テスト稼働)

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