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ジェイドルフ製薬、沖縄初の医薬品原薬製造工場

2023年11月24日

東和薬品は20日、子会社のジェイドルフ製薬(滋賀県甲賀市)が沖縄県東村に医療用医薬品の原薬工場を竣工したと発表した。

 ジェイドルフ製薬沖縄工場では、パイナップルの茎から、痔疾治療剤の「ヘモナーゼ配合錠」と、壊死組織除去剤の「ブロメライン軟膏」の原薬(有効成分)である「ブロメライン」の抽出、精製を行う。沖縄県で初の医療用医薬品の原薬製造工場としてGMP適合性調査の準備を進め、2024年4月の稼働開始を予定している。

 東和薬品グループは「原薬を含めた医薬品の安定供給」を進めている。今回、海外に依存していたブロメラインの製造拠点を日本国内に新設し、国内で原薬から最終製品までの一貫した生産体制を構築する。

■ 新工場概要

所在地:沖縄県国頭郡東村字平良越地原2番1
延べ床面積:1,366㎡
生産品目:原薬「ブロメライン」
稼働開始予定:2024年4月

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