豊田合成、中国・広東省のエアバッグ新工場が稼働
2023年11月30日
豊田合成は29日、主力のセーフティシステム製品の生産体制を強化するため、広東省に新設した工場で開所式を行ったと発表した。
新工場は同社のグループ会社である豊田合成(佛山)汽車部品有限公司(以下、佛山TGP)の分工場として建設。中国での自動車生産の拡大や安全規制強化により見込まれる、エアバッグなどの需要拡大に対応する。また、同社の最新の生産技術を導入した「スマート工場」として、製品の組み付け・搬送などの自働化や設備の電動化を通じ、効率的で環境に配慮したモノづくりを追求する。
■ 新工場概要
所在地:広東省佛山市順徳区
土地面積:約54,000㎡
建屋:約43,000㎡
生産品目:セーフティシステム製品(エアバッグ・ハンドル・ポップアップフードアクチュエータ)
従業員数:約280名(稼働開始時)
主な設備:[生産設備]・ハンドル一貫生産工程など(成型機、協働ロボットなど)
:[付帯設備]・自動搬送機(AGV)
:[環境設備]・太陽光発電パネル
生産開始:2023年8月