三光産業、大阪工場を閉鎖
2023年12月6日
三光産業は1日、大阪府東大阪市の大阪工場を廃止すると発表した。
大阪工場は1985年に開設され、シール・ラベルなど特殊印刷物を供給している。近年では、日本国内で印刷需要が減少する中、受注競争による単価の下落、受注競争の激化等、厳しい経営環境が続いている。
こうした状況から、製造効率化やコスト削減の推進により収益の改善に取り組んできたが、工場建屋の老朽化に加え、これ以上の収益改善は困難なことから、大阪工場の廃止を決定した。
大阪工場の従業員については、他事業所への配置転換等を予定している。機械設備等は、売却を含む活用方法を検討する。大阪工場に併設する大阪支店に関しては、現状通り運営する方針。
■ 大阪工場概要
名称:大阪工場
所在地:大阪府東大阪市水走3-14-1
敷地面積:948㎡
従業員数:30人
事業内容:シール・ラベルの製造
事業廃止期日:2024年12月(予定)