シャボン玉石けん、福岡県北九州市の工場拡張
2023年12月14日
無添加石けんを製造するシャボン玉石けん(福岡県北九州市)は13日、福岡県北九州市若松区にある工場を拡張し、本社機能の一部を来年6月に北九州市小倉北区の複合商業施設内へ移転すると発表した。
今回、業績が好調なことに加え、シャボン玉石けんの成長戦略の一つである事業基盤の進化・強化に向けて、昨年から取り組んでいるスマートファクトリー化と合わせ、事務所跡地への工場拡張と製造ラインを増強する。固形石けん製造ライン、液体せっけん製造ライン、せっけんハミガキ製造ラインと物流センターを新設し、2026年の完成を予定している。
同社は、昨年からIT人材の育成、工場内のネットワーク構築、Qsol(株)とのスマートファクトリー共同研究開始などに取り組んできた。スマートファクトリー化によって、トレーサビリティ強化や生産性・製品品質向上、エネルギー管理、高度な安全管理などの実現を目指す。
■ 設備投資概要
所在地:福岡県北九州市若松区南二島2-23-1(本社工場 事務所跡地)
事業内容:無添加石けんの製造
増強設備:固形石けん製造ライン、液体せっけん製造ライン、せっけんハミガキ製造ライン、物流センター
着工予定:2024年
完成予定:2026年