DIC、千葉工場内に技術棟を建設
2016年4月18日
印刷インキ大手のDIC(東京都中央区)は12日、ポリマ製品の次世代および最先端分野の技術開発を促進するために、千葉県市原市にある千葉工場内に技術棟を建設したと発表した。
従来の実験棟が老朽化したのを機に建て替えたが、エレクトロニクスや自動車市場向けなどの機能性材料の開発を加速させることを目的とし、2月より稼動を開始。
社内プロジェクトやオープンイノベーションによる外部リソース活用も見据え、協業のためのオープンラボスペースを確保するなど、大型テーマにも対応できる施設となっている。
同社ポリマ事業では、国内外技術拠点の役割を明確にした中で、効率的な製品開発を進め、DIC108最終年度となる18年には営業利益を15年比で17%増加させる計画。
■ 新技術棟概要
所在地:千葉県市原市八幡海岸通12(千葉工場内)
目的:エレクトロニクスや自動車市場向けなどの機能性材料の開発
稼働開始:2016年2月