大倉工業、香川県三豊市に新工場建設
2023年12月20日
大倉工業は15日、香川県三豊市に新工場を建設すると発表した。
近年の国産材回帰への転換期の到来・木材利用分野の拡大を踏まえ、脱炭素・カーボンニュートラルへ貢献するため、香川県産材や四国地域材を活用した木質構造材料の製造事業を開始する。
事業開始にあたり、香川県と香川県森林組合連合会と木材利用促進協定を締結した。協定の締結により、香川県産材の利用促進について相互に協力・連携を図る。また、新規事業の開始に伴い、三豊市高瀬町で工場建屋を建設する。
工場建屋の建築や設備の導入等の費用が想定されるが、現時点でも検討を進めている。今後、適宜開示の必要が生じた場合には、速やかに公表するとしている。
■ 新工場概要
建設地:香川県三豊市高瀬町上麻字原乙333番地17(予定)
投資予定額:約53億円
設備内容:工場・倉庫・事務所棟、製品加工機、乾燥機、ボイラー
生産品目:木質構造材料(構造用製材・構造用集成材の製品)
協定締結日:2023年12月15日
事業開始予定:2026年4月