SEMITEC、千葉工場で薄膜サーミスタセンサ増産
2023年12月25日
SEMITECは22日、千葉工場(千葉県千葉市)で薄膜サーミスタセンサへの需要増加による増産対応の為、追加投資を行うと発表した。
同社独自の薄膜サーミスタセンサは、応答性が速く、高耐熱な小型・薄型温度センサ。主にOA用途で使用されていたが、医療用途、自動車用途向けの需要が年々高まっていることから、生産体制を増強するため追加の設備投資を決定した。これにより、2027年3月期には現行(2023年11月末時点)の約2倍の生産能力となる予定。
同設備投資は、2022年7月8日に公表した「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金(2次公募)交付決定」とは別枠のものだとしている。
■ 設備投資概要
設置事業所:千葉県千葉市花見川区天戸町1319-1(千葉工場)
投資内容:新規設備導入
投資総額:約20億円
資金調達の方法:自己資金
生産品目:薄膜サーミスタセンサ
生産能力:2027年3月期、現行(2023年11月末時点)の約2倍
生産開始予定:2026年3月期から随時