工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

わらべや日洋食品、群馬県伊勢崎市に新工場

2024年1月12日

わらべや日洋ホールディングスは11日、連結子会社のわらべや日洋食品の新工場設立と群馬工場の移転を発表した。

 わらべや日洋ホールディングスは、主力である国内食品関連事業で、生産体制の再構築に取り組んでいる。わらべや日洋食品では、長鮮度(チルド)商品の取り扱いが増えており、今後のさらなる需要拡大が見込まれるため、将来を見据えたチルド商品の生産能力強化を課題としている。また、運営する群馬工場では、建物や設備の老朽化への対応についても検討していた。

 今回、こうした課題に対応するため、群馬県内にチルド商品の生産に対応した新工場を設立するとともに、既存の群馬工場の生産機能を新工場に移転する。

 群馬工場に帰属する資産の一部は、精査の上、新工場へ移管する。その他の資産については、同工場の移転に伴い、同社グループの他工場への譲渡、廃棄等を行う。群馬工場の従業員については、新工場と同社のグループ企業内での配置転換、再就職等のサポートを行う計画。

■ 新工場概要

名称:伊勢崎工場(仮称)
所在地:群馬県伊勢崎市戸谷塚町48-1
投資総額:約150億円
敷地面積:41,416㎡(12,528坪)
延床面積:21,374㎡(6,465坪)
仕様:鉄骨造3階建
主要設備:生産設備(米飯ライン)と排水処理設備
生産能力:43万食(おにぎり、寿司、弁当)/日
稼働予定:2025年3月

【群馬工場概要】
所在地:群馬県太田市大原町2394-1
設立年月:1984年11月
事業内容:セブン-イレブンに向けた調理済食品の製造、販売に係る事業
従業員数:(2023年11月末)517名(うち臨時従業員461名)
群馬工場移転完了予定:2025年3月

このエントリーをはてなブックマークに追加