明治、欧州で粉ミルク生産能力増強
2024年1月16日
明治ホールディングスは10日、事業子会社である明治が、100%出資子会社のMeiji Food Europe B.V.(所在地:オランダ・アムステルダム。以下:MFE)の増資を引き受けると発表した。
MFEは、ダノン社が英国、フランス、イタリア、とエストニア、ラトビア、リトアニアで自社ブランドとして販売するキューブタイプの粉ミルク向けの生産設備とその生産技術支援について、ダノン社との事業提携を実施している。
今回、生産能力の拡大を目的として、新たに生産設備投資を実施する。それに伴い、明治がMFEの生産能力増強投資相当額の増資を引き受ける。導入場所は、既に同製品の生産を行っているアイルランドにあるダノン社のWexford工場となる。導入する生産設備については、明治の埼玉工場で使用する最新の生産設備をベースとした仕様としており、効率的に生産を実現できる体制を構築する。
■ 設備投資概要
導入場所:アイルランド(ダノン社 Wexford工場)
設備仕様:明治の埼玉工場で使用する最新の生産設備をベースとした仕様
【増資概要】
増資金額:10,500千ユーロ(約16.8億円)
増資後の資本金:22,500千ユーロ(約31.9億円)
払込期日:2024年1月
増資引受者:(株)明治100%