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パナソニックコネクト、福島工場を閉鎖

2024年1月19日

パナソニックコネクトは18日、福島工場を閉鎖すると発表した。

 1970年に設立された福島工場は、ラジオの生産からスタートし、以降システムステレオ、ポータブルCD、CDラジカセといったオーディオ関連製品の生産、2004年からデジタルスチルカメラの生産を手掛けるなど、これまでパナソニックのオーディオ・イメージング事業を支えてきた拠点。2015年5月からは、10年間の定期建物賃借契約をパーソルファクトリーパートナーズ(以下:PFA、契約時社名「パナソニックエクセルプロダクツ」)との間で締結。PFAは福島工場を活用し、現在までパナソニック社内外の製品の生産受託を行ってきた。

 現在の福島工場は経年劣化などによる工場としてのインフラの老朽化が著しく、建屋については今後使用するにあたっての安全性の確保が困難と判断し、現在、福島工場を管轄するコネクトとして、PFAとの賃借契約が満了する2025年5月に福島工場を閉鎖する。拠点閉鎖後については現時点で決定しておらず、今後、活用策を探るとしている。

■ 福島工場概要

所在地:福島市太平寺字一本柳1番地
操業開始:1970年
敷地約:52,000㎡
建物約:22,000㎡
閉鎖予定:2025年5月

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