カルビー、栃木県宇都宮市に新研究棟建設
2024年1月19日
カルビーは17日、研究力の強化や外部との連携・協働によるシナジー創出を目的とした新研究棟を建設すると発表した。
新棟建設により、研究エリアを拡張し、基礎研究・機能研究・品質研究の各機能強化を図る。研究エリアと開発エリアの中心には交流スペースを設け、社内メンバーだけでなく、外部の大学や研究機関、民間企業との交流を促進し、より濃密なコミュニケーションのもとでの研究開発を推進する。
加えて、研究開発人財がさまざまな働き方を選択できるABW(Activity Based Working)型のオフィスを実現することで、生産性と従業員満足度の向上を図る。
カルビーグループは、新規領域として「アグリビジネス」や「食と健康」分野の拡大に注力している。ばれいしょや甘しょ、豆等の基礎研究や、腸内フローラ、睡眠等の分野で研究を推進しており、今後も研究基盤を強化するとともに、研究開発人財の確保・育成を進めていく。
■ 新棟概要
名称:カルビー(株)R&Dセンター 実験研究棟
所在地:栃木県宇都宮市清原工業団地23-6
敷地面積:約45,400㎡
延床面積:約9,100㎡(増築棟:約5,100㎡・既存棟:約4,000㎡)
着工予定:2024年2月
稼働開始予定:2025年春