レノバ、岩手県九戸郡に大規模メガソーラー発電施設/155haの山林など活用
環境関連事業開発を手掛けるレノバ(東京都千代田区)は13日、岩手県九戸郡軽米町にメガソーラー(大規模太陽光発電所)設置を計画しており、同日、軽米町と立地協定書の調印式を行ったと発表した。
同事業は岩手県九戸郡軽米町に位置する約155haの山林等を活用して行う。今回建設する発電設備は、出力約48MW(モジュールベース)で、想定年間発電量は約5,000万キロワット時となり、一般家庭の約15,000世帯の年間使用電力量に相当する。2016年5月中に着工を予定し、2019年7月の運転開始を目指す。
また、同事業では、農林水産省『農林漁業の健全な発展と調和のとれた再生可能エネルギー電気の発電の促進に関する法律』に基づく林地開発行為等に係る設備整備計画の認定を軽米町より受けており、同法適用によるメガソーラー発電所の認定事業としては、全国でも最大級の規模となる。
レノバは同事業の事業計画の策定から、開発プロセス全般を主導。合同会社軽米西ソーラーが営業者となり、レノバ、三菱UFJリース、三井住友ファイナンス&リースからなる匿名組合を組成している。
また、同事業では、みずほ銀行を主幹事とするプロジェクトファイナンスを組成しており、2015年11月30日に融資契約を締結しているとしている。
■ 発電施設概要
名称:軽米西ソーラー発電所
所在地:岩手県九戸郡軽米町大字山内地内
事業区域面積:約155,0000㎡
開発規模:48MW(モジュールベース)
想定年間発電量:5,000万kWh(一般家庭15,000帯の年間使用電力に相当)
CO2削減量:年間27,000トン程度
発電事業者:合同会社軽米西ソーラー (レノバ及び共同事業者から匿名組合出資を行う)
着工予定:2016年5月中
運転開始予定:2019年7月