湯本電機、岡山・山城産業団地に新工場
2024年1月23日
工業用プラスチック部品の加工、卸等を行う湯本電機(大阪府大阪市)は、岡山県美作市の山城産業団地に新工場を建設する。1月12日、立地協定式が行われた。
今回、需要の拡大に伴う生産拠点を新設するため、山城産業団地へ進出する。2,395坪の敷地に工場を建設し、今年10月から操業開始を予定している。
同社は、全国の製造業、商社向けに工業用プラスチック部品の加工、卸、電材・テープ等の卸を行っており、他社が敬遠するような高度な技術を必要とする部品を加工し、付加価値の高い製品の高単価での受注で高い収益性を維持している。
また、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が「はやぶさ2」のために開発した特殊なカメラシステムの部品の制作に携わり、航空宇宙分野やロボット分野へのさらなる進出に向け、米国への営業所設立も視野に入れている。
山城産業団地では、2020年のヒガシマル運輸の立地に引き続き、湯本電機が山城産業団地2社目の立地となり、完売となっている。
■ 新工場概要
所在地:岡山県美作市(山城産業団地)
敷地面積:7,903.06㎡(約2,395坪)
操業開始予定:2024年10月