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日立化成、中国に産業用鉛蓄電池の新工場

2016年4月20日

 日立化成(東京都千代田区)は14日、中国で、産業用鉛蓄電池の製造子会社を設立すると発表した。

 同社グループは、今後も高い成長が見込まれる、蓄電デバイス・システム事業を第三の柱として成長させるため、産業用鉛蓄電池の製造・販売を行う台湾神戸電池を15年1月に連結子会社化するなどの施策を進めてきた。

 これにより産業用鉛蓄電池については、日本のほかに、営業拠点を中国、台湾地域、米国、オランダに、製造拠点を台湾地域、ベトナム、フィリピンに置き、グローバルに事業を展開している。

 これらの拠点に加えて、産業用鉛蓄電池の中国市場の需要を取り込み、売上の拡大を図るため、子会社の設立を決定した。

■ 子会社概要

名称:韶關日立化成能源科技有限公司(Hitachi Chemical Energy Technology (Shaoguan) Co., Ltd.)
所在地:中国・広東省韶關市翁源県
資本金:2,800万ドル(約33.6億円)
株主:台湾神戸電池股份有限公司100%
設立予定:2016年5月
事業内容:産業用鉛蓄電池の製造
従業員数:約250名(本格稼動開始時)
本格稼動予定:2017年7月

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