田村薬品工業、和歌山県橋本市の工場増設
2024年2月2日
医薬品・医薬部外品を製造する田村薬品工業(大阪府大阪市)は、橋本市の紀北橋本エコヒルズ「紀ノ光台」にある紀ノ光台工場の増設する。2月5日に進出協定調印式が行われる予定。
今回、大手製薬企業からの受託生産の更なる増加が見込まれることから、医薬品の製造管理と品質管理の世界基準(GMP)に対応する最新設備を備えた工場を増設する。
同社は、医薬品・医薬部外品と健康食品、清涼飲料水の製造販売を手掛ける総合医薬品製造メーカー。大手製薬企業製品の受託生産を行うとともに、研究開発した自社製品の製造販売を行っている。近年では、創薬体制の刷新、受託事業の拡充を図り、顧客ニーズに迅速に対応できるシステムの構築に取り組んでいる。
■ 工場増設概要
所在地:和歌山県橋本市紀ノ光台三丁目2-1(現紀ノ光台工場敷地内)
投資額:約29.1億円
敷地面積:49,016㎡
延床面積:2,889㎡
雇用予定:正社員11名(3年間)
業務内容:医療用医薬品の受託製造
操業開始予定:2025年4月