サトウ食品、聖籠ファクトリーでサトウのごはん増産
2024年2月6日
サトウ食品は1日、新潟県北蒲原郡の聖籠ファクトリーで、新たな製造ラインを稼働させたと発表した。
聖籠ファクトリーの生産ラインを1ラインから2ラインへと増強し、同社のパックごはん製造は合計10ライン体制となる。生産能力は、現在の日産約103万食から123万食、年間では4億食の生産体制へ拡大する。
パックごはんの需要は高まり続け、以前の非常食という位置づけから、電子レンジ2分で食べられる簡便性からタイムパフォーマンス(タイパ)を意識する共働き世帯などのニーズをつかみ、日常的に喫食する商品へ変化し、市場規模は年々拡大し続けている。
同社におけるパックごはんの年間生産パック数も、この10年間で約2倍に伸長している。コロナ禍による需要増もあり、供給能力が課題となっていた。今回のライン増設により、安定供給体制を構築するとともに、販売体制の強化を目指す。
■ 設備投資概要
所在地:新潟県北蒲原郡聖籠町東港5丁目626番23
投資額:約45億円
生産品目:無菌化包装米飯「サトウのごはん」
生産能力:日産20万食 年間6,500万食
着工:2023年3月
生産開始:2024年2月