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ヨロズ、岐阜県安八郡の新工場が稼働

2024年2月9日

ヨロズは8日、岐阜県安八郡輪之内町に建設を進めていた、東海地区新拠点が稼働を開始したと発表した。

 今回のプレス工程の稼働を皮切りに、溶接・組立・塗装工程を順次立ち上げ、現在の(株)ヨロズ愛知からの移管により生産を集約する予定。ヨロズ愛知は4月1日付で、(株)ヨロズサステナブルマニュファクチャリングセンターへ商号変更し本店所在地を新拠点所在地に変更する。

 新拠点では、特に東海と関西地区の顧客に対し、今後拡大する電動車向け製品の重要供給拠点としての成長を目指し、同社の強みである軽量化製品等の生産を強化する。

 同社は、変化に強い「安定した収益」基盤の確立に向け、新拠点を競争力あるものづくりの拠点と位置づけている。更に、脱炭素社会の実現に向けカーボンニュートラルに向けた生産環境を実現することに加え、地域社会との共生にも取り組み、持続的な成長を目指す。

■ 新工場概要

所在地:岐阜県安八郡輪之内町
生産品目:自動車用部品、建設機械用部品
土地面積:約79,700㎡
建物面積:約18,400㎡
着工:2022年11月
生産開始:2024年1月

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