オリンパス、会津工場内に新工場棟建設
2016年4月21日
オリンパスは18日、医療用内視鏡を製造する会津オリンパス(福島県会津若松市)に新工場棟を建設したと発表した。
16年4月21日に竣工式を行い、同年5月9日より本格稼動する。
新工場は、地震・水害などの災害時における事業継続の対応力を強化するために免震構造及び水害を考慮した床の高さとなっている。
また、屋上に設置された太陽光パネル(1,500㎡)は230kw(既存のものと合わせて合計370kw)程度の出力が可能。また、夜間電力で2,000t(既存のものと合わせて合計4,000t)の冷水を蓄え日中の冷房に用いる冷水蓄熱塔も設置する。
さらに、地中の熱を利用するクール・ヒートトレンチを採用し空調機の負荷の軽減を図る。その他、防虫対策としてトラックヤードなどに防虫照明やエアーカーテンを設置し、環境に配慮した設計となっている。
■ 新工場概要
所在地:福島県会津若松市門田町大字飯寺字村西500(会津工場内)
延床面積:約24,150㎡
構造:免震構造、4階建て、一部5階建て
竣工式:2016年4月21日
稼働予定:2016年5月9日