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日鉄物産、メキシコ・グアナファト州にコイルセンター建設

2024年2月29日

日鉄物産は27日、産機・インフラ事業本部が総代理店を務めるメキシコのリンテル工業団地に建設中のコイルセンター「NIPPON STEEL TRADING COIL CENTER MEXICO S.A. DE C.V.」(以下:NSTCCM)の立柱式を行ったと発表した。

 NSTCCMは、電磁鋼板の加工販売に特化したコイルセンターで、北米で安定的に見込まれる電動車関連の需要を捕捉するための重要な供給基地となる。

 NSTCCMは、将来的に年産12万tを目指しており、EVシフトが急速に進む世界2位の自動車マーケットである北米巨大市場へ電磁鋼板を供給するにあたり重要なサプライチェーンの一角を担う。今後も、鉄鋼事業本部と産機・インフラ事業本部で、さらなる連携を図り、2025年4月の工場稼働開始と本格的な拡販に向けて準備を進める。

■ 新工場概要

所在地:メキシコ・グアナファト州アパセオエルグランデ市(リンテル工業団地)
事業内容:電磁鋼板の加工販売
生産能力:年産12万t
立柱式:2024年1月24日
稼働開始予定:2025年4月

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