タカショーデジテック、中国の新工場が竣工
2024年3月14日
タカショーは8日、屋外照明機器の製造を担うタカショーデジテックチャイナが建設していた新工場の竣工式を行ったと発表した。
新工場の増設により、タカショーデジテックチャイナの工場総面積は10,370㎡と以前の1,814㎡から約5.7倍の規模になり、4階建ての新工場に「オフィス、商品開発/品質管理、加工/製造/製品検査、物流倉庫」の全ての機能を集約させることで、生産効率のさらなる向上を図るとともに、設備投資による検査工程の自動化なども積極的に進め今後の需要拡大に対応する。
従業員数も最大約300名まで増員が可能となり生産能力の大幅な増加が見込めることから、現状の屋外照明機器の生産に加えて、海外マーケットにおけるOEM、LEDサインの製造、BtoC向け商品の量産など、今後、欧米・東南アジア・中国国内販売を中心に、同社から直接販売(輸出)を行うなどの新規事業展開に柔軟に対応できる拡張性を備えている。
今回の設備投資に伴い、タカショーデジテックチャイナの生産商品を販売するタカショーデジテックの中期売上計画として、3年で2.2倍、デジテックチャイナは2.4倍の売上増、合計80.7億円の売上を目指す。2030年にはデジテックチャイナからの世界販売で50億円、タカショーデジテックを合わせた売上目標は150億円を目標としている。
■ 新工場概要
工場床面積:2,139㎡
工場総面積:8,556㎡(4階建)
生産エリア:2,116㎡(3-4階)
商品倉庫エリア:840㎡(1階)
部材倉庫エリア:196㎡(3-4階)
オフィスエリア:1,911㎡(2階:経理総務、開発、試験、会議室、品管室、展示室、倉庫)
竣工式:2024年3月5日