サーキュラーペット、津山工場が竣工
2024年3月21日
サーキュラーペットは14日、使用済みPETボトルを原料に、PETボトルの原料へ再資源化する津山工場を建設し竣工式を行ったと発表した。
サーキュラーペットは、リサイクルが難しいとされているキャップやラベルが付いた状態のPETボトル、中身が残っているPETボトルなどの低品質素材であっても、リサイクルPETを生産することができる。
新工場では、自治体や民間事業者によって回収し選別された使用済みPETボトルを原料として購入し、選別、破砕、洗浄、溶融、固相重合処理を行い、PETボトル等製造の原料に利用可能なリサイクルPET樹脂を製造販売する。生産能力は年間25,000トンで、本格稼働は今春中を予定している。
サーキュラーペットは、ヴェオリア・ジャパン合同会社、三井物産(株)、(株)セブン&アイ・ホールディングスの三社合弁事業として2020年4月に設立した。同事業を通じて日本国内での「ボトルtoボトル」リサイクルに貢献し、地域と連携しながら環境負荷の低減、脱炭素化を推進していく。
■ 新工場概要
所在地:岡山県津山市くめ字団地50-77
面積:49,971.45㎡
事業内容:リサイクルPET樹脂の生産および販売 (使用済みPETボトル素材を、PETボトル等の原料へ再資源化)
製造能力:年間約25,000トン (リサイクルPET樹脂)
竣工:2024年3月14日
本格稼働:2024年春