フクシマガリレイ、滋賀県湖南市に新工場建設/100億円投資
2024年3月25日
フクシマガリレイは22日、滋賀県湖南市に新工場建設用地を取得すると発表した。
同社を取り巻く流通業界では、スーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニエンスストア業界等で改装需要が堅調に推移しており、今後も高水準の需要が継続すると予想されている。
1995年に設立した滋賀(水口)工場(滋賀県甲賀市)では、約30年間冷凍冷蔵ショーケースを中心に生産している。今回、滋賀(水口)工場近くの湖南市に新工場を建設することで、2工場連携して次世代の高付加価値製品の開発や生産性向上を図り、冷凍冷蔵ショーケースの更なるシェア伸長に対応できる生産体制を構築する。
新工場の稼働で生産台数が年間60,000台に増え、生産能力は約30%アップする。自動化による生産性と品質の向上を目指し、冷凍冷蔵ショーケース事業の研究開発拠点として開発力を強化する。
同社は、2023年度から2025年度の3年間で約208億円の成長投資を予定しており、今回の冷凍冷蔵ショーケース新工場建設はその一環だとしている。
■ 新工場概要
名称(仮称):滋賀(湖南)工場
所在地:滋賀県湖南市
投資額(見込み):約100億円
敷地面積:約43,000㎡
生産品目:冷凍冷蔵ショーケース
生産台数:現工場と合わせて年間60,000台(約30%増強)
着工予定:2024年10月
竣工予定:2026年3月