タカミヤは25日、群馬県藤岡市篠塚の藤岡インターチェンジ西産業団地 B区画の土地を取得したと発表した。

　今回、プラットフォーム事業のOPE-MANEの利用者増加と供給難、特に関東地域の需要の高さを背景に、利用者の利便性とサービス品質向上のため、新拠点を設立する。新拠点は、関東での製品流通を効率化し、納期短縮と運搬コスト低減を目指す物流倉庫を備えた工場として開設する。

　新拠点では、主力製品のIqシステムを中心に最終工程を担う。メイン工場である群馬工場（桐生市）との連携により関東地域での効率的な製品流通ネットワークを構築し、納期短縮や運搬コストの低減など、総合的なサービス向上施策により、生産性・収益性の向上を進める。

　また、関東地域の各Baseへの機材供給拠点やハブとして機能し、周辺のBaseは顧客への機材供給を中心に行いながら、サービスの利便性向上を目指す。AI、IoT、自動化の導入による省エネ・省力化・少人化も推進する。「製造」「管理」「物流」の三位一体の効果により、仮設機材の高品質なデリバリーと整備点検修理を実現し、利便性の最大化を図る。

　加えて、様々な業種に向けた「安全衛生体感教育」を提供する複合型安全体感教習施設の設立も計画しており、業界の垣根を超えた安全教育の提供を目指す。