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日本エア・リキード、熊本ガスセンターの増設工事完了

2024年3月28日

日本エア・リキードは27日、熊本県合志市の熊本ガスセンターに新たに空気分離プラント2基を設置したと発表した。

 熊本ガスセンターは2001年の開所以来、セミコンテクノパークにおける半導体産業の成長にあわせて事業規模を拡大しつつ、域内の顧客向けに産業ガスとサービスを提供している。

 今回新設したプラントは、エア・リキード独自技術による最先端の超高純度空気分離装置で、これまでにないレベルでの精緻さを目指し新たに開発した純度監視システムを搭載している。また新プラントは液化ガス製品の生産も可能で熊本県や九州域内のテクノパーク外の顧客にも酸素や窒素を液状で配送する。

 新プラントの完成により、同センターの総製造能力は5倍以上に拡大し、セミコンテクノパークの将来の成長に対応する。また、エネルギー効率は20%上昇し、環境負荷の低減に貢献する。従来に比べ年間で推定11,000トンのCO2排出低減を見込む。

■ 設備投資概要

所在地:熊本県合志市福原三ッ迫1-33(熊本ガスセンター)
設備:空気分離プラント2基
総製造能力:5倍以上に拡大
オープニングセレモニー:2024年3月27日

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