ジャパンディスプレイ、東浦工場の売却完了
2024年4月2日
ジャパンディスプレイは1日、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング(以下:SCK)との間で旧東浦工場(現 東浦エンジニアリングセンター)の譲渡手続きを完了し、物件引渡しを行ったと発表した。
今回、競争力強化と収益力向上策の一環として2023年3月に液晶ディスプレイの生産を終了した旧東浦工場の活用手段として、建物の一部を賃貸していたSCK社に譲渡する。生産装置等はジャパンディスプレイの他の拠点へ移設等している。現況は遊休。譲渡益は17億円。
東浦エンジニアリングセンターは今後、同建物の一部を借り、設計や試作・解析等の事業活動を継続する。
■ 工場売却概要
資産の名称及び所在地:愛知県知多郡(旧東浦工場) 建物及び付帯設備
譲渡益:17億円(概算額)
現況:遊休
【譲渡先の概要】
名称:ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング(株)
所在地:熊本県菊池郡菊陽町大字原水4000番地1
事業内容:半導体の設計・開発・生産・カスタマーサービス
資本金:1億円