小糸製作所、インド・グジャラート州の新工場稼働
2024年4月3日
小糸製作所は3月29日、子会社のインディア・ジャパン・ライティング・プライベート・リミテッド(以下:IJL)が、3拠点目となるグジャラート工場を建設し、3月から稼働を開始したと発表した。
現在、インドにおける自動車照明機器の生産は、北部のバワール工場(ハリヤナ州)、南部のチェンナイ工場(タミルナドゥ州)で対応している。
インドは、人口増加や経済発展を背景に、今後も中長期的な自動車産業の成長が期待されており、受注も拡大傾向にある。こうした中、同社はインド西部での自動車生産やEVをはじめとする受注拡大への対応として、工程の近接、複合化等高効率なものづくりを目指し、インドで3拠点目となるグジャラート工場を開設し稼働を開始した。
■ 新工場概要
所在地:インドグジャラート州サナンド工業団地※アーメダバードより西に約40㎞
Plot No.SM-9/4,Sanand-ⅡIndustrial Estate,Gujarat,Sanand382110Gujarat
投資額:約37億円(2018~2024年度合計)
用地面積:約100,000㎡
建屋面積:約26,700㎡
延べ床面積:29,000㎡
事業内容:自動車照明器の製造・販売
生産能力:自動車用前照灯/標識灯各50万台(2025年度末予定)
主要納入先:マルチ・スズキ・インディア、タタ自動車等
生産開始:2024年3月18日